SDGsとパン

巷で流行っている?と聞いて「ロスパン」なるものを調べてみた。
いわゆる賞味期限切れで廃棄になる、という意味での「ロス」。ロスになる前のパンを冷凍保存し、それをまとめて購入出来るというシステムだ。
私が試しに使ってみたのは「rebake(リベイク)」という、取り寄せ・通販専門サイト。
全国各地のパン屋が出店しており、表示されている写真を見ているだけでお腹が空いてくる。
商品は、ロスパンという性質上、細かく商品を選ぶことはできない。
とはいえ、ある程度の好みのカテゴリーを選択して検索できるし、あまり同じものは入らないように配慮しているところが多いようで、好き嫌いの少ない人であれば十分に満足出来そうだ。
中身が少し覗ける福袋のような感覚だろうか。
ただ結局選びきれず、初心者におすすめという特急便にした。
通常、購入時に発送時期は明確にならないようだが、これは5日以内に必ず届くというもの。
3日後には届き、箱を開けると冷凍のパンがぎっしりと、12個も詰まっていた。シンプルなロールパンからコロッケパンなどの総菜パン、クリームパンが入っていたのには驚いた。
トースターでクルミパンを焼いてみると、中はふんわり、外は香ばしく焼けていて、とても美味しかった。
足を運んだことのない奈良の山奥から届いたパンが、近所で買ってきたばかりのパンと同じような感覚で食べられる。すごい時代になったものだ。
自宅に居ながら、いつもの食事をしながらサステナブルに貢献できる。また新たな出会いを求めて購入してみたいと思う。